絵本で伝える「おばけ煙突」 千住のNPOが出版
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昭和30年代まで足立区の隅田川沿いにそびえ立ち、東京のシンボルとして広く親しまれた「おばけ煙突」。その懐かしい情景をよみがえらせる絵本が完成した。製作した地元のNPO法人は「昭和の思い出を今の子どもたちにも伝えたい」と張り切っている。

「ぼくたちのおばけえんとつ」を出版したのは、足立、荒川両区にまたがる千住地域の歴史文化を語り継ぐ「千住文化普及会」。絵本は前作の「槍(やり)かけの松」に続き二作目。

11日に北千住駅西口・マルイ11階(足立区)の「シアター1010」で絵本の発表会があり、かつておばけ煙突のボイラーマンとして働いていた格和(かくわ)宏典さんの記念講演など。(東京新聞)

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